あの日、高尾山から蛇滝口に降りたことで運命が変わりました
占い師時代を含めると10数年ブログを書き続けてきましたが、ある意味で「生」を意識してやるのは初めての試みになりそうです。
アドバイスを貰ったら、早速やりましょうということで、今、書いています。
どういうことを書くと良いかな~と思いましたが、やはり事の始まりからお話することにします。
ここから読めば「これが運命か」と伝わったら良いなと思います。
カウンセリングを始めることにしたのは、八王子(はちおうじ)の高尾(たかお)に住んでいるTSさんに出会ったことがきっかけとしてあります。
私は新宿に住んでいるので、普通なら出会う事が無い人です。
私が八王子に行った理由は、数年前から八王子にある高尾山(たかおさん)に運動がてら家族と一緒に毎週登っているからです。
毎週の時もあれば、2週に1回とかっていうのもありますが、コロナの影響が出始めた頃だから2020年の8月ぐらいに本格的に毎週とか隔週登るようになりました。
それが数年続いた今年の2月、ひょんな事から家族が「いつもと違う道で帰りたい」と言い出しました。
いつもは高尾山の舗装された1号路を登り山頂まで行って降りてくるパターンです。
それは何十回となく繰り返してきたのですが、「飽きた」ようです(笑)。
その発言があった時に、たまたま違う下山ルートの分岐点に来ていました。
それが「蛇滝口(じゃたきぐち)コース」でした。(後でルートの名前が分かりました)
これは裏高尾(うらたかお)のほうに向かい、旧甲州街道に繋がるルートです。(これも後で分かりました)
分岐点に入る前に「どこに出るか」をスマホで確認し、舗装されていないところをおそるおそる下山していきました。
さすがに知らないルートを下るのには勇気がいります。
「なんか水の音がするね~」とのんきに言ってたら、蛇滝(じゃたき)という薬王院やその関係する人が滝行をする場所に出てきたのです。
「おお~!すごいね!」
2月でしたので滝行場は閉鎖されていましたが、非日常でびっくりしました。
ま、それは良いとして、更に下っていくと、左手に神社が見えてきました。
なんかちょっとくたびれた感じの稲荷神社さんでした。
私も家族も一礼をして、じゃあ先に進もうかと思っていたら、家族が「参拝しないの?」と声を掛けてくるじゃないですか。
人があまり入っていない神社さんに見えたので、「う~ん、どうするかな~」と悩みました。
ただ、嫌な感じがしたら引き上げれば良いかと、「じゃあ、あがるか」と参道に入っていきました。
赤鳥居も朽ちているモノが多く、落ち葉もひどく、「これは管理されてないかもな~」と思いながら境内まで行ったら、拝殿(本来はここに本殿あり)がなかった・・・。
奥の方に本殿らしきモノがあり、焼け焦げた木材が脇の方に積み重ねられてました。
あちゃ~~
これ廃神社かな?
ただ、お酒やお賽銭を祀ってあったので、誰も来ていないわけではないようです。
さらに言えば、思うほどに嫌な感じがしなかったのも印象として残っています。
家族がおかしな感じにならないかも気をつけていました。
神社さんを一通り見た感じ、悪くない感じなのになんでこんなに放棄された感じになってるんだろう・・・という印象になりました。
そこで家族と「掃除したいね」という話になりました。
この神社を千代田稲荷神社(ちよだいなりじんじゃ)と言います。
ここの持ち主さんから掃除の許可を貰ってブログを始めたのでところどころ抜けてますが、今、思い出しながら書いているところです。
この千代田稲荷神社さんとの出会いは2023年2月25日のお話です。
そこから行けるときは毎週、難しい時は隔週といった感じで、高尾山に登る機会に合わせて、千代田稲荷神社さんの掃除を始めました。
さすがに掃除をした後だと高尾山山頂はしんどいので、薬王院まで登って1号路から帰路につくルーティンになりました。
毎週、落ち葉を掃除したり、ゴミをとったり、草刈りをしたりと、1回につき大体数時間掃除をしてました。
良い運動になっているので、健康的です♪
稲荷神社なのでお稲荷さんとお酒があった方が良いだろうと、高尾にある京王ストアでお酒とお稲荷さんを買って、祀ってました。
最後に、祝詞(のりと)をあげて終了・撤収(お酒や稲荷寿司など全て回収)です。
祝詞なんて分からなかったので、浅草の神具店に行って祝詞集を買って来て、練習してました。
そもそも祝詞の言葉の読み方がよく分からない!(笑)
なんで祝詞か?となるのですが、神社を掃除しているときに「祝詞を奏上すると喜んで貰えそう」と思ったからです。
もともと神社は人が集まる場所です。
鳥居がしっかりした作りの神社でしたから、昔は相当賑やかだっただろうと思ったのです。
でも、今は本殿が焼け(昔、放火にあった)、朽ち始めている感じが出ていて、でも場の雰囲気は清浄で、不思議な印象を抱かせる場所です。
私は何か寂しさと期待を感じたのかも知れません。
だから、掃除をして、祝詞をあげ、家族で祀ったお稲荷さんやお昼ご飯を食べてわいわいし、それから挨拶をして帰るルーティンとなりました。
そうこうしている間に冬が終わり春がやってきて、初夏に入るぐらいの時に「神社の人ですか?」と声を掛けてくる人がいました。
これが今、いろいろと教えて貰っていて、お世話になっているTSさん(Tさんとご家族)です。
私は基本的に疑り深いですし、人がほとんど来ないような場所で声を掛けてくるとなれば、警戒します(笑)。
うちの家族がTSさんに「ボランティアで掃除してるんです~」的な話をしていたら、「ここの町会の人間で、ふとあがってみようかと思ってきたんですよね~」とのお返事。
これまでも参拝をされた方は居ますし、少しお話をしたケースもあるのですが、どうも雲行きが変です。
家族は更にTSさんと話を進め世間話をしていました。
なんで掃除をしているのか話をしていたようです。
私も少し話をしたような気もしますが、忘れました。
で、話の流れからか「LINE交換しませんか?」と提案があり、家族が「是非に」と答え、なぜかLINE交換してました(笑)。
いやいや、どこの誰かも分からないのに、どういうこと?と昭和の私は思うわけですが、そうなったのでした。
TSさんはそのまま神社を後にされ、私たちも掃除が終わった後、薬王院に登っていきました。
LINEの日付をみたら今年の4月29日になってました。
家に帰ってから高尾山グループをLINEで作って(笑)、家族みんながTSさんと繋がりました。
そして、TSさんがご自身の背景を教えてくださる内容が届き、物語が動き出しました。
といっても、内田家に大きな変化はなく、相変わらず週末には千代田稲荷神社さんに行き、掃除をし、薬王院にあがってヘロヘロになって、1号路をくだって家に帰るルーティンは変わりません。
変わらない中で私が常に気をつけていたのは、千代田稲荷神社さんと出会った時からのことなのですが、「この(神社との)出会いが私たちに必要なら、必ず拡がりが出る」というものです。
そして、もし、この出会いが私たちに悪いものなら、何らかの望まない悪い形が出るというのも確信として持っていました。
だから両方をずっと気に掛けていたのです。
家族を守ることも大事だからです。
気に掛けている中で出会いのご縁が深まったTSさんとの関係も、その後どうなるのかをずっと注視していました。
おかしな方に引っ張られる可能性を念頭に置くことで、災難を避けやすくするためです。
その後、月に1回~2回ぐらいLINEのやりとりをするぐらいのペースで進んでいく中で、「千代田稲荷神社さんの持ち主が分かったよ~」とTSさんからご連絡を頂きました。
まあ、勝手に掃除をしていたぐらいですから(笑)、挨拶ぐらいはあった方が良いですよね・・・うん。
TSさんが先に持ち主さんとお会いになり、いろいろと話をしてくださり、無事に「掃除OK!」となりました。
同時に、管理をお願いされている人の存在も教えて貰い、持ち主さんよりも先にそちらの方々と出会いました。
なんか出会う気がしたんですよね。
どうも滝行が出来る時期だけ千代田稲荷神社さんの管理をされているらしく、だから2月からしばらく会うことが無かったわけだ。
TSさん、持ち主さん、管理をされている人達と3連単になりました(笑)(まだTさんはこの段階では登場していません)
2月末から7月初旬の半年程度で、掃除をしていただけでここまで拡がっちゃいました。